試論

反出生主義の不可能性を論じることはもはや意味をなさない

この記事を一言で無理に要約すると 「では、社会改革を進めよ」である。 この記事について ・当然ながら私の主張を如実に示すものではない。 ・特定の誰かを傷つけるものではない。 ・出生主義者・反出生主義者のどちらに対する攻撃にも使われるものでない。 …

生物の権利についての実験的論証

人間は生物である。 植物,動物と分類した時,それらは生存のための条件を異にする。 動物には人間も含まれる。 人間の内には,人間が理解可能な言語が存在し,認識も存在する。 1:人間の中でも言語は統一されておらず,さらに同一の言語を用いている集団で…

食べるためなら殺しても良い?

”食べるためなら、相手が人間であれ命を奪っても良い。” ・人間を含めた動物を全てひっくるめた、種による差別に基づかない普遍的な議論 § この場合、食べないのは“好きではないから” 結論:他にその手段がない状況に限って真であるが、それ以外は偽であるの…

肉食と菜食の仲立ち

§ 強弁(自戒) ネット上では、自説に縋り付いて何もかもをその自説で吸収し、独自の展開を繰り広げる人物がいる。その時点ではあまり問題にはならないのであるが、この自説を基に真っ当な意見を言うものに噛みつく人物がいる。そしてその自説を持つということ…

子を産む

ちょっと賢い人で、割と反出生主義的な人が多くなったように思う。これは肉体と精神をきつく分けたことに端を発することに他ならないだろう。そこでは理性や他者(これも理性の一部とみなしてよいと考えます)が引き出され、いかに出生が悪であるのかが説かれ…